FAQ

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よくある質問
保存方法について
保障について
設置について
プレハブ型氷感庫について

よくある質問

Q. スタンダードタイプと恒温高湿タイプの違いを教えてください。

A. スタンダードタイプは通常のファンを使用し、冷気を循環させる空冷式です。恒温高湿タイプは、冷気が循環せず庫内下部の方が温度が低くなるため、多少の温度ムラが発生します。その温度ムラを利用して異なった食材を保存することも可能です。

Q. 通常の業務用冷蔵庫やプレハブ型冷蔵庫のカスタマイズは可能ですか。

A. プレハブ型冷蔵庫については、冷却器の状態やプレハブ自体の老朽化などの諸条件はありますが、カスタマイズは可能です。通常の業務用冷蔵庫のカスタマイズについてはお受けしておりません。

Q. 氷感庫から出した後、凍ってしまうのではないですか。

A. 凍結しません。液体(水)であれば-5℃付近の保存で庫内から出すと過冷却(凍結)が起こりますが、過冷却とは液体で起こる現象ですので固体(肉・野菜・魚等)では発生しません。
固体には、脂質や繊維等様々な物が含まれており、それらが一斉凍結する事はありません。氷感庫は凍結点を下げる効果はありますが、それを下回る温度で保存すると凍結することはあります。

Q. 氷感庫で長期保存したものを外に出した場合、食材が急速に劣化するのではないですか。

A. 基本的に氷感庫から出した食材は、その環境下での通常の劣化スピードになるので急に痛むことはありません。 ただし、氷感庫は劣化スピードを遅らせることで大幅に保存期間を延ばすものなので限界はあります。

Q. 庫内の温度は一定ですか。

A. 庫内の冷気吹き出し口付近など、冷気が直接あたる部分は比較的温度が低く、食材が凍りやすくなります。発泡スチロールケースなどの容器に入れて、風から守っていただくようお願い致します。
※冷気掃き出し口
スタンダードタテ枚扉:一段目天井部奥側 テーブルタイプ:向かって左側面

Q. 清掃方法について教えてください。

A. 氷感庫の外側・庫内・棚は①中性洗剤を薄めた水に浸した布での拭き取り②柔らかい乾いた布での乾拭きを推奨いたします。
※庫内全体の水洗いは避けていただきますよう、よろしくお願いします。

保存方法について

Q. 棚に直接食材を置いてもよいですか。

A. 段ボールやトレーなどのうえで食材を保存してください。(氷点下保存の場合)
庫内の棚は熱伝導性のよりアルミでできているため、庫内設定温度よりも棚の温度が低くなっておりますので、食材を直接棚に置かず段ボールやトレーなどを引いて保存して頂くようお願い致します。

Q. 食材を保存する梱包材について教えてください。

A. 保存に使用する容器や梱包資材は基本的には限定はありませんが、金属製のバットは棚同様温度が下がりやすくなるため、使用しないようご注意ください。
葉物野菜など乾燥の影響を受けやすい食材は、ベジフレッシュなどの鮮度保持袋の使用を推奨します。赤身の魚を保存するときはドリップシートでつつみ、こまめに交換することでよい状態を保つことができます。白身の魚、食肉は真空パックによる保存を推奨します。

Q.設定温度について教えてください。

A. 野菜や果物に絞って保存する場合は3℃〜-1℃、肉や魚、野菜や果物、種類を問わず混載する場合には0〜-1℃に設定してください。魚や肉に絞って保存する場合は0〜-3℃の温度帯がおすすめです。
氷感庫を初めてお使いになる方は、庫内温度を0℃に設定頂くことを推奨いたします。庫内の温度差や氷感庫の特性に慣れていただいた後にマイナス温度帯をお試し頂くと食材が凍るなどの問題が起きにくいと思われます。
食材にとって大きな温度変化はストレスとなるため、外気の高い夏場は庫内設定温度を-2℃、外気の低い冬場は-1℃に設定頂き、外気との差を少しでも少なくすることでよりよい保存結果が見込まれます。

Q. 電圧の設定について教えてください。

A. 肉・魚は-3℃前後まで温度を下げて保存します。低い温度帯でより凍りにくい条件にするため、3500から4500Vの電圧に設定します。
肉・魚・野菜・果物を混載する場合は3500Vに設定します。花に絞って保存する場合は、少し電圧をさげて2000から3500Vに設定します。

Q. 保存する上での注意点を教えてください。

A. 棚より食材がはみ出して壁面へ接触しないようご注意ください。
庫内の結露の状況によりますが、食材が壁面へ接触すると電圧が下がる可能性と、スパークが起こる可能性があります。棚より食材がはみ出して扉の裏面へも接触しないようご注意ください。食材を整頓していただき、詰め過ぎは避けてご使用ください。

保障について

Q. メーカーでしか直せない故障の場合、訪問修理していただけますか。工場に送らないといけない場合、運賃は誰が払うのですか。(保証期間内、保証期間外で対応が違う場合は詳細)

A. 【保証期間内の場合】
故障が発生した場合は運賃も含めてメーカー負担で対応致します。
【保証期間外の場合】
故障が発生した場合は基本的には有償での対応となります。氷感システムの訪問修理が発生する故障はあまりありませんが、不具合がある場合は対応はします(代理店、特約店で対応できることがほとんどです)。
冷蔵部分の故障の方が比較的多いので、冷蔵庫部分の故障は冷蔵庫メーカーの各営業所から対応することになっています。

設置について

Q. 現在使用中の冷蔵庫との入れ替えの場合、撤去費用も見積に含まれますか。

A. 撤去費・処分費は別途となりますので、事前にご相談ください。

Q.トランスの注意点を教えてください。

A.氷感庫の上部にあるトランスは水がかかると故障の原因となりますので、水がかからないよう十分ご注意願います。テーブルタイプ(トランス別置き型)もトランスに水がかからないよう十分ご注意願います。

プレハブ型氷感庫について

Q. パレットの上に載せる商品が多すぎて、氷感の効果が全体に行き渡らないといったことはありますか。

A. 多少減衰しますが効果としては問題無いと判断しております。

Q. プレハブタイプについて大きさの規定はありますか?(棚、架台の寸法等)

A. 特に制限はございませんが、積み荷が高くなると高低差による温度差が生じますので注意が必要です。保存する食材や建物の高さの限度、施主様の希望を聞き、モジュールに合わせて設計と冷却システムのご提案をさせて頂きます。